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2012.07.12 （Thu）

レンが起きた時、太陽はとっくに天辺まで昇っていた。「えっ、何時？」時計を見ようと上体を動かそうとして下半身に鈍痛のようなものを感じる。「うっ…なにこれ…」足腰が立たないってこういう事を言うんだと初めて知る。そうだ、昨日は意識を手放すまで竜と交わっていたんだ。竜と一つになれたという事が胸をキュンと高鳴らせる。この痛みは竜と結ばれた証なんだと思えば、その痛みでさえも愛しくなるから不思議だ。都との生活では...全文を読む

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