貴方の腕の中で

貴方の腕の中で8

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ボクは入り口で立ち尽くしていた。


自分が情けなくて、バカみたいで涙が出そうだった。


裕之兄ちゃんのことから逃げ出そうとしてたから、逃げるがためにお礼に行こうなんて、そんな考えだから、ちゃんと考えもせずに行動するから、こんなコトになるんだ。


どんどんとマイナス思考になり、あげていた顔は完全に俯き、その場から動けずにいた。


そしたら、あの声が聞こえたんだ。


「ちょっと、アンタあぶねぇぞ。何か用でもあるのか?」って・・・。


相変わらず乱暴な言い方だけど、相手のことを考えて言う優しい安心できる声。


俯いてた顔をあげ、声のする方を見るとコンビニのビニール袋を提げた彼が立ってたんだ。


彼はボクより背が高くて、職人さんらしくガッチリとした体型だった。


でも顔は太陽のようにまぶしくて、キリッとした眉に鼻筋が通り、意志の強そうな目が光を放っていた。


彼の顔から目が離せなかった。


瞬きを忘れたかのようにボクは彼の目に吸い込まれるように目が離せなかった。


彼も「あっ・・・。」って驚いた顔のままボクを見る。


しばらく時が止まったかのようにお互いに見つめ合っていた。









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