「キミと空とネコと」
キラキラと蛍の舞う場所で

キラキラと蛍の舞う場所で3(最終話)

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「ばあちゃーーーん!!会いに来たよーーー!!」

響夜の運転する車から降りるとボクは腕をブンブンと振り回して、玄関で待ってくれているばあちゃんに走って駆け寄る。

「海人、久し振りだねぇ。元気にしてたかい?」

「うん。ボクは元気だよ。ばあちゃんに会いに来ないでごめんね。」

「いんや、いいんよ。海人が元気ならばあちゃんは嬉しいんだで。」

ばあちゃんは、ボクが小さい頃、両親に愛してもらえないと思いこんでた時、ボクの唯一の味方だった。ばあちゃんはいつでもボクを甘やかして頭をポンポン叩いてぎゅって抱きしめてくれた。夏休みは両親といるよりもこの田舎でばあちゃんと過ごしていた。

「海人のおばあちゃんですか?」

「おんや、またいい男だねぇ。あんた。」

「ばあちゃんっ!!」

「ありがとうございます。杉野 響夜と申します。今回は海人と一緒にお邪魔させて頂きました。」

「ばあちゃん。響夜はボクの一番の大切な人なんだ。」

一瞬、ポカンとしたばあちゃんが海人の背中をポンと叩く。

「そっか、海人にも一番大切な人が出来たのかい。そう。海人に…。」

ばあちゃんは感慨深げに「そうか、そうか」と繰り返す。

「海人はオレにとっても一番大切な人です。一生をかけて添い遂げるつもりです。」

響夜がボクの手をぎゅって握ってばあちゃんに頭を下げる。

「海人が小さい頃、おばあちゃんには優しくしてもらった。ばあちゃんの所は満点の星が見えるって教えてくれました。オレには田舎なんてないから羨ましいと海人に言ったら今度連れて行ってくれるって約束してくれて、それがやっと今日叶いました。お世話になります。」

「ここは何もないところだけど自然はたんとある。都会では経験出来ない音や匂い、感触、いろんな物があるでな。響夜さんも自然と遊んで心を豊かにするとええ。ここでは時間をきにすることもないでな。」

「そうだ、響夜、家の裏の竹林を降りたらすぐ川なんだ。川で泳ごう。」

「おお、そりゃええ。あがってきたら冷たい瓜でも切ってやろうかの。さあ、荷物を持ってはいりゃんせ。」

ボクと響夜は荷物を置くと海パンになる。

「ばあちゃん『わらじ』どこ?」

「そうじゃった。ほれ2足ちょうどあったわい。」

「海人、何これ?わらじ?」

「響夜、わらじ知らない?」

「わらじは知ってるけど、見たのは初めてだ。」

「川はね、大きな石がたくさんあるけど苔むしてて滑りやすいんだ。石を素足でふんずけちゃったりしたら痛いし、ビーチサンダルじゃ滑っちゃうの。だからわらじ。わらじを履いてると滑らないよ。」

「へぇそうなんだ。」

マジマジとわらじを見る響夜がかわいく見える。

「早く行こう響夜。」

「待ってくれよ海人。」

早く早くと響夜の手を引き、裏の川へと入る。腰ぐらいまでしか水はないけど、山から流れている水は澄んでいてとても冷たい。足の間を小さな魚が泳いでいく。

「うわー、冷てぇ。川の水ってこんなに冷てぇんだ。」

「でも気持ちいいでしょ。海と違ってネトネトにならないし。」

「あ、それは言える。でもわらじってほんとすげぇな。ホントにすべらないんだ。」

「でしょ、こんなことでもなきゃ響夜、わらじなんてはけなかったね。」

「わらじ初体験。まだまだ経験していない事があるもんだ。」

「響夜、この奥に飛び込み出来るポイントがあるけど行く?少し歩くけど。」

「飛び込み?おお、行く行く。」

2人してわらじのまま山道を少し歩くと、少し高いがけに出る。

「ここから下に飛び込むの。ここから飛び込めないと男じゃないなんて言われてるんだよ。」

「海人は飛び込んだ事があるのか?」

「もちろん、子供の頃からやってる。響夜やってみる?」

「大丈夫なのか?」

「ははっ。案外響夜怖がり?」

「したことねぇもん。そりゃ怖いだろ。」

「じゃあ、ボクが見本を見せてあげる。怖かったら目を閉じて鼻は掴んでおいた方がいいかも。飛び込んだ時に鼻に水がたくさん入るから、飛び込む時に鼻から息を吐き出さないと鼻が痛くなるからね。わかった?」

「ああ。」

「じゃあ行くよー!!」

海人はがけの後から助走を付けて足からザブーーーンと飛び込む。上から下を見下ろすが海人は浮かんで来ない。

「マジかよ。」

響夜があわてた時に海人の頭が水面に現れて響夜に向かって楽しそうに手を振っている。

「響夜もおいでよ。飛び込んだら自分の重みもあるから浮かび上がるのに時間がかかるからちゃんとたくさん息を吸って止めてから飛び込むんだよお。」

「あわてさせた本人は楽しそうってどうなんだよ。まったく心配掛けやがって…。でもま、海人があんなに楽しそうにしてるならいいか」

1人がけの上でひとりごちる響夜に海人が大きな声で言う。

「響夜怖いのお?」

「バーカオレが怖いもんなんてあるか。おりゃ行くぞっ!!」

響夜も助走を付けて飛び込む。

ザバーンと水面が泡立ち、思ったよりも水中に身体が引っ張り込まれる。怖いのと快感がない交ぜになり、興奮状態になる。

「すげぇ。何これ。」

「へへっ。ちょっと快感でしょ。。」

「おお、すげぇ面白い。又飛び込もうぜ。」

響夜と2人で泳いで川岸に上がりさっきのがけまで戻る。

「今度は2人でいっせーのーせで飛び込もうよ。」

「いいぜ。」

「じゃあ、いっせーのーせっ!!」

2人は一緒にがけから飛び込む。まるで子供に戻ったかの様に川遊びをして疲れてばあちゃん家に戻るとばあちゃんが冷えた瓜を切ってくれた。

「うめぇ。瓜ってこんな味なんだ。」

「そうなの。少し甘い。冷えてるから余計においしいんだよ。ばあちゃんありがと。」

「オレ西瓜はイマイチ好きじゃないけど、瓜は好きだ。」

「そうよかった。こればあちゃんが作った瓜なんだよ。ばあちゃんはまだ現役で畑を耕してるんだよ。元気だよねぇ。」

「おてんとさんに毎日元気をもらってるでな。雨の日はおてんとさんが休めって言ってるってことだ。」

夕方の気配がしてカナカナカナとひぐらしが鳴きはじめる。

「さあ、2人ともお風呂に入っておいで。その間に夕飯の用意をしとくでな。」

「うん。響夜お風呂に行こう。ばあちゃん家のお風呂みたら響夜ビックリするかも。」

「何だ?でかいのか?」

「違うよ。響夜、五右衛門風呂って知ってる?」

「聞いたことはあるけど、実物は知らない。」

「ばあちゃん家五右衛門風呂なんだよ。入り方教えてあげるね。」

海人は響夜に教える事が嬉しくて仕方の無い様子だった。自分がいつも響夜に教えられてばかりなので響夜に教える事が出来るのが嬉しいのだ。

「何だ?鉄釜みたいだけど…。熱いんじゃないのか?このまま入ったら火傷する。」

「そう横は熱くないんだけど、底から薪で焚いてるからこのまま入ると火傷しちゃうでしょ。釜の横にすこし出っ張りがあるのわかる?」

「ああ、左右にあるな。」

「そこにこれを敷くんだ。」

海人は丸い木で出来た板を床に沈めて左右の出っ張りに器用に敷く。

「ほらね。これで熱くない。響夜も入っておいでよ。」

子供のようにはしゃいでる海人を見るのは初めてでここに来て良かったと思う。

風呂から上がると浴衣が2枚置いてあった。

「ばあちゃんが作ってくれたんだ。響夜にも…。」

風呂上りに浴衣を着る。お互いにいつもと違う姿に妙に意識してしまった。そのままばあちゃんの心のこもった手料理を3人で食べる。楽しい会話が弾む。

「海人、あの場所に響夜さんと行くのかい?」

「うん。響夜にも見せてあげたいんだ。」

「懐中電灯を持って行くんだよ。」

「あの場所?」

「すごい景色を響夜に見せてあげる。」

海人に手を引かれ外灯のない真っ暗な道を懐中電灯の明かりを照らしつつ歩く。

川沿いに歩く海人は嬉しそうにしているが何もしゃべらずに響夜の手を引く。響夜も何も言わずに海人に手を引かれて歩く。20分ほど歩いたところで、響夜の前に黄色い丸い光りが横切っていった。響夜がその光りの行くほうを目で追いかけると、そこにはたくさんの黄色い光が消えたり灯ったりしながら舞っていた。

清らかな空気の中、川のせせらぎが聞こえる中でみるその風景のキレイさに響夜は涙が出た。

「蛍…。こんなに…。」

海人が響夜の前に立って響夜の涙を拭う。

「キレイでしょ。ここはばあちゃんの土地なの。ばあちゃんはここがいつまでも蛍が住める様にって水が汚れないように、人間が踏み荒らさないようにしてる。ここには普通の人は入れない。私有地だからね。ばあちゃんは生きてる限りここを守るって言ってた。ばあちゃんがいなくなっても父さん、母さんが守ると思う。蛍が蛍として生きれる場所。毎年蛍が見れるね。」

海人が響夜の手をぎゅっと握って見上げる。

「海人…。ありがとう。オレ今までいろんな所に行って、いろんな蛍を見たけど、ここまでキレイで幻想的な景色は見た事が無かった。」

「響夜、ここに来て寝転んでみて。」

言われるままに海人の横に寝転ぶと空には満点の星が輝き、その中を蛍が舞っている。あまりの綺麗さに声も出ない。この世のものとは思えない景色だった。カメラで収められる景色ではない。自分の脳裏に焼き付けるべき景色なんだと響夜は思う。

「響夜にこの景色を見せたかった。いつもしてもらうばかりで何も返せないボクだけど、響夜の初めてをたくさんプレゼント出来た。この景色を響夜と見れて嬉しい。」

満天の星を見ながら言う海人の頬にも涙が光っていて響夜はとても綺麗だと思った。海人の顔に覆いかぶさるように響夜の頭が重なり唇と唇を合わせる。唇を重ねただけのキス。ここではそれがふさわしいと響夜は思った。

「海人、このキラキラと輝く満天の星空と光り舞う蛍に偽りなく誓う。オレは海人を一生をかけて愛し守る。この景色を絶対に忘れない。」

「響夜、ボクも誓う。響夜を一生をかけて愛し抜く事を…。もう何があっても離れない。ボクは響夜の傍にいる。」

そして再び2人の唇が重なり誓いのキスを交わす。その後は黙って景色に見入る。海人は響夜の腕に抱かれて2人でその景色を忘れないように見つめていた。響夜も海人の温もりを抱きしめながら見つめている。2人で見たこの夏の景色を忘れないでいようとお互いの手を絡めあう。思っている事が2人とも同じ事に顔を見合わせて微笑んだ。

来年の夏も2人でここに来よう。ケンカして仲直りが出来ない時、素直になれない時、これからいろんな事が起こるだろう。その時にこの2人で見た景色を思い出そう。いつまでも2人で過ごせるように…。


                                     Fin


*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚゚*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨
読んで頂きましてありがとうございます。過去記事にたくさんの拍手ありがとうございます。
今回は3話で無事に収まりました。(かなり長文の3話。もっと分けるべきだったか?読みにくかったらごめんなさい)Rがなくて面白くなかったかもしれません。でもこのお話には必要ないかと思い入れませんでした。まあ、私の表現が拙くてRは苦手という事もありますが・・・(・∀・i)タラー・・・
今回は88,888HIT記念として書かせて頂きました。前回の「ユウと雪夜」は77,777HIT記念で『キミ空』のスピンオフが続きました。スピンオフは初めてだったので書いてて楽しかったです。自己満かも…。
又、機会があれば書いてみたいです。いつも応援してくださってありがとうございます。これからも頑張りますので宜しくお願いします。明日からは本編『やさしいKissをして』でお待ち致しております ペコリ(o_ _)o))


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Rinさま、連コメ失礼いたします!


おばあちゃんは純粋にカイくんが可愛いんですね。
それが伝わってきて‥自分の、随分前に亡くなった祖母を思い出しました(^-^)

相手が男だろうと女だろうとカイくんが愛する相手なら
喜ばしいと思うおばあちゃんは
ほんとうに優しいんですね。
孫が可愛いだけじゃなく元々優しいひとだとも思いました。

そしてふたりの絆もとっても深くなりましたか?
たったひとりの愛する相手‥
一生添い遂げて行く姿が浮かびました。

蛍火がふわふわと飛んで行く中、
真っ直ぐでキラキラと輝くふたりの眼差し‥‥

喧嘩しても、何があってもふたりの想いが薄れることってありませんね。
永遠に一緒‥
カイくんがとっても強くなって‥なんだかホロリとさせられました。
響夜くんも頼もしい!

またふたりに逢えることを楽しみにしております(^-^)

Re: お邪魔します 

鍵コメS様.:*・✿ ✿.。.:*・ヾ(Ő‿Ő✿)ォハョォ✫゚*ございます。

初めてのコメありがとうございます。
おお、4月ごろから読んでてくださったなんて…ヾ( 〃ω〃)ッ キャーーーッ♪嬉しい限りでございますわっ(鼻血(゚m゚*)プッ)

いろいろなお話を読んで下さってて…。ありがとうございますっ☆

足跡、私も一時期は残してたのですが、今は残してませんねえ。なんだか同じとこに行くと又来たか~~~って思われそうで(被害妄想ですが…((´∀`*))ヶラヶラ)

でも書いてる私としては足跡に知っている(一方的にですが…)人を見つけると嬉しいですね。んで鍵コメS様みたいにコメもらうとさらに嬉しいですっ!!
てか私も関西なので嬉しいです。
私は興奮すると関西弁でのコメになってしまいます(笑)
S様に愛してて頂けるキャラ達でよかったです☆

私もコメする時は長々と書いちゃうので全然OKですよ。むしろ嬉しい(♥ó㉨ò)(♥→㉨ฺ←)ウン

また来ていただけるという事で…。めっちゃ嬉しいですよ(。◠‿◠。✿)ぅんぅん
楽しみにしています(✿ฺ◕‿◕ฺ)зア✿ฺリ✿ฺガ✿ฺト✿ฺウ✿ฺε(◕‿◕✿ฺ)з

Re: タイトルなし 

ハル様連コメ(✿◕‿◕)ノアリヾ(◕‿◕✿)ガト(✿◕‿◕)σウ♪♡ ですっ!!

うんうん。おばあちゃんは海人の小さい頃を良く知っていて寂しがってたのも、愛されたがってたのもしってるから、今の海人を見て嬉しいんです。おまけに両親とも絆を取り戻してて…。おばあちゃんは海人のためなら、海人が幸せになるためなら何でも受け入れる優しい人なんです。

おばあちゃんの所へ行く話は本編の中でも触れていたので書いて見たいお話でした。本編後の両親と海人の様子も書きたかったし(。◠‿◠。✿)ぅんぅん

海人は響夜に愛されて、両親との絆も太くなって愛される事の喜び、嬉しさなどプラスの感情で一杯になり強くなって行ってます。それを形作っている響夜の存在が大きいです。響夜も大人の男になりました。『キミ空』の頃の不安気な2人ではありません。

これからもケンカしながら2人で添い遂げ合って生きていくと思います。見守ってくださっていたハル様には悲しい思いもさせましたのでぎゅっとなった二人を見ていただけて良かったです。

連コメ。゚+.*(+・`ω・)9 <アリガト。゚+.*ゴザイマシタ☆

大切なもの。。 

Rinさん。こんばんわ。

響夜を含め海人の家族のお話をホッコリした気持ちで読ませて頂きました。
改めて両親の愛情に包まれる海人は、キミ空の時よりも幼さとゆうか、可愛さが増したような。。
響夜に対しても素直で全面に愛情を表していて、愛くるしい印象です。

三話、おばあちゃんのところはジブリの世界のようでした。。
海人の心が綺麗なのは、きっとこんな素敵な場所で育ったからなんでしょうね☆

>「キレイでしょ。ここはおばあちゃんの土地なの~~
蛍が蛍として生きてゆける場所。毎年蛍がみれるね。」
このセリフはまるで響夜と海人の関係のようです。

キレイで純粋な海人の心。海人が海人として生きてゆける場所は響夜の傍。それをご両親もおばあちゃんも響夜も守ってくれている。二度とカイトの心が壊れたりしないように。
幸せに満ち溢れているようにと。。

水の綺麗なところにしか蛍は生息しない・あつまらない。。
海人の心が綺麗だから、素敵な人たちばかりが傍にいて、見守ってくれている。

読み終えて、幸せな気持ちでいっぱいになりました///
ふたりの未来も幸せの光でいっぱいでありますように。。(*^_^*)

今宵も、ありがとうございました~ヽ(*´∀`)ノ

Mll

Re: 大切なもの。。 

Mill様こんばんは☆

『キミ空』の響夜と海人はとても人気のあるキャラで、私の中でも代表作になっています。これが大きすぎて他のが霞んでしまう程に…。

これを超えるものが書けないといけないんですよねえ。苦悩です(笑)

これを読んでハピエンになれてよかったとか、幸せな気分になれましたとか言うお声を頂きます。すごく嬉しい限りです。

何度も行き詰って、書け無くなってしまった事もありました。すごい長編になりましたしね。

響夜と海人はあのまま変わらずに時間を共に過ごして行くと思います。またちょこっと短編でも書けたらいいなって思ってます。

Mill様コメありがとうございました☆
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