「キミと空とネコと」
やさしいkissをして

やさしいKissをして59

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Rまではいかないと思うのでRはつけませんが苦手な方はご注意を…。



オレの家に着くといきなり玄関で唇を塞がれた。熱くなった舌が口の中に入って来て息をする事も出来ない程だった。身体中が熱くなってくるのがわかって焦る。

達樹と繋がりたいけど、その前にちゃんと気持ちを伝えたかった。うやむやにして行為に及ぶのが嫌だった。響夜さんとカイさんの言葉が頭の中に渦巻いてて、それを達樹にも伝えたかった。

「…んんっ…ハッ…もうっ!!達樹離れろ!!」

「嫌だ。離さない。」

「こんなの嫌なんだ。ちゃんと達樹と話がしたい。達樹にオレの思ってる事聞いてもらいたい。」

オレが真剣な顔をしているからか、ここは流すところじゃないと気が付いて達樹はオレから少し離れてくれた。

「達樹何飲む?」

「酒飲んで聞く話じゃないんだろ。コーヒー入れて。」

「わかった。」

ソファーに座った達樹にコーヒーを渡し俺は横に座る。

「昼間はごめん。オレ達樹の気持ちちゃんとわかってなかった気がする。それなのに達樹が悪いんだって思ってて…。」

「凪?どうしたんだ?」

「さっき店で今日の事を話したんだ。そしたらオレは悪くないのか?って言われて…。ちゃんと気持ちを伝えてるのかって…。相手に言わないでもわかってもらえると思ってないかって。伝えられる時にちゃんと伝えないと後悔する事になるって言われて考えたんだ。」

「凪…。」

「達樹、オレは達樹の事が本当に好きだよ。でも達樹みたいに毎日好きだって言うと気持ちが薄らいでいくような気がして言えなかった。その事でもし達樹を不安にさせてたらごめん。」

「バカだな凪は…。好きって言えば言うほどオレは凪の事が好きになってるのに。」

「それも言われた。好きって言えば好きが大きくなるなんて考えもしなかったんだオレ…。」

「凪の気持ちを聞けて嬉しいよ。正直に言えばオレが好きすぎて凪は引いてるのかとか考えたりしてさ。オレらしくないんだけど、どうも凪の事になるとダメだわ。オレって…。こんなに人を好きになったの初めてかもしんない。」

泣きそうな顔して達樹が言うから達樹を抱きしめた。

「ほら、オレの心臓の音。すんごい早いだろ。達樹といるといつもこんななの。いつもドキドキしてる。それだけ達樹の事が好きなんだ。」

「ほんとだ。凪の心臓の音早い。オレと同じだ。」

達樹がオレを抱きしめ直して心臓の音を聞かせてくれる。

「達樹もオレも同じなんだ…。」

オレはぎゅーーっと達樹に回した両手に力を込める。

「凪が気持ちを上手く伝えられないんだなって事は凪を見てたらわかるよ。これからはオレから凪に聞いて行くから凪は恥ずかしくてもちゃんと答えて欲しい。時間かかっても、顔見て言えないならメールでもいい。」

「わかった。努力しなきゃな。でも達樹もちゃんと言ってくれ。もしオレより好きな人が出来たら…。」

「やっぱそこかっ!!凪がグルグルしてんのはそこだろ。もしかして女を好きになったらどうしよう。諦めなくちゃとか考えてんじゃないだろうな。あん?」

「……。」

「凪、さっき言ったろ。こんなに人を好きになったのは初めてだって。その凪より好きな女なんて出来る気がしない。それよりもオレは凪がオレの事を嫌いになったらとか、好きな奴が出来たらとかそっちの方が心配なんだよ。最近の凪はガードが下がってるから凪に目を付けてる奴が狙ってんだぞ。」

「そうなのか?でもオレには達樹しかいないから…。」

「あああっ!!どうして凪はそこでオレを喜ばせるっつうか、煽るっつうか、それって計算なわけないよな。凪は時々魔性になってんだよ。オレはそれに翻弄されてんの!!凪にまいってんの!!凪に首ったけなの!!凪しかいないの!!わかったか!!」

たくさん、たくさんの達樹の言葉に嬉しくて胸がいっぱいに満たされる。

「うん。達樹。オレも達樹が好き。達樹しかいらない。」

お互いの気持ちが一つになり、身体が熱を帯びてくるのは仕方のない事だと思う。気持ちが満たされたら、身体だって満たされたい。達樹が欲しいって思う。男だから直結するのは仕方ないだろ。

「達樹…。オレさっきまでバイトで汗かいたからシャワー浴びたい。このままは嫌だ。」

「わかった。一緒に入る?」

「ダメ。達樹のとこみたいに広くないから。達樹も入る?」

「そうだな。凪は綺麗な方がいいもんな。オレも入るよ。」

「じゃ、先に達樹が入って。すぐにお湯溜めるから。」

「いいよ。オレはシャワーだけでいい。早く凪を抱きたい。」

熱っぽい目で見られると鼓動が早くなって身体がますます熱くなる。

「ん。じゃオレもシャワーだけにする。」

達樹がシャワーを浴びてる間に寝室を整える。朝起きたままのシーツを交換した。オレの匂いがついてたら嫌だ。恥ずかしい。おかしいかな?

サイドテーブルには達樹が買って来たローションとゴムが入っている。この前は中出ししちゃったから…。凪の身体の負担を考えたらゴムしないとなって買って来たんだ。女の子相手じゃなくてもゴム使うんだって妙に感心したっけ。

「凪~~~。あがったぞ。すぐ入るだろ。」

あわてて見ていたゴムをしまおうとして引き出しに指を挟んだ。

「うっ…イタッ…。」

「どうした?」

「指引きだしに挟んだぁ。」

ほんっとに痛くて涙が滲んだ。達樹はその指をひょいと掴むと口の中に入れる。

「ぅわっ!!何すんだよ。」

「ん?痛くないようにおまじない?」

「ってエロい舐め方すんなっ!!オレ、シャワー行って来る。」

あわてて達樹の口から指を抜くと風呂場に駆け込む。

「もう達樹ってエロすぎだよっ。」

オレの下半身はさっきの達樹の舌使いで中途半端に育ってきていた。

「これどうするんだよっ。バカ達樹っ!!」

ぬるめというかほぼ水に近い温度で育ったものを普通の状態にしようとするが一度育ち始めたものはなかなかいう事を聞いてくれず…。身体もそのままの温度で洗う。難しい公式を考えたり、就職の事を考えたりして普通の状態に戻した。どうせすぐに育つけど、バカなプライドが見栄をはらせた。

「くしゅんっ。ヤッベ。最後は熱いシャワー浴びとくか。」

パジャマに着替えて寝室に戻ると達樹が布団をめくって横に来いってポンポン叩いた。オレは何も言わずに達樹の横に潜り込む。達樹は何も身に付けておらず、じかに達樹の体温を感じて身体がキュンとなりせっかく収めた中心が熱を持ち出してきて、恥ずかしくて達樹から身体を離そうとした。それがわかったのかどうかはわからないけど、オレの身体は強引に抱き寄せられ、達樹の足がオレの足の間に割り込んで股間を刷り上げてきた。

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