月と太陽がすれ違う時

月と太陽がすれ違う時15(R15)

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※注意‼緩いですが後半、性表現入りますので苦手な方や、未成年は閲覧禁止です。大丈夫な方だけお進みください。


流星は黙り込んでしまった。

昔を思い出すとどうも苦い気持ちになる。

今までいい思い出なんてなかった。

施設で育った3年の間ですっかり流星は子供らしさをなくし、冷めた人間になっていった。

喧嘩の基本は施設で作られたのだと思う。

9歳で父親に引き取られても、父親は年に数回しか顔を合わさない。

別宅に来ても流星の顔を少し見ると帰ってしまう。

食事はいつも一人だった。

ある日、学校の帰りに誘拐されかけ何とか自力で逃げ出し、それを家にいる父親の秘書に言ったが、自分の身は自分で守るように言われた。

蒼井は俺がいなくなったら好都合だと言われているような気がした。

それから流星はいろんな格闘技や護身術を習いたいと秘書に頼み、その練習にいそしんだ。

もともと流星と合っていたのか、どれも高校に入るころにはある程度のところまで獲得していて、高校に入ると辞めた。

友達がいなかったから遊ぶ時間を練習にあて、家では勉強をして過ごした。

それが今までの流星を作り上げて来た。

それでいいと思っていた。

なのに日菜太はそれを根底から覆そうとする。

「愛されてきた人間に俺の気持ちなんかわからない。」

「流星は自分しか見てないからそう思っちゃうんだ。もっと周りを見てよ。少なくとも俺は流星を愛してるって言ってる。」

コイツ…。

侮辱されているような、憐れみをかけられているような気分になり、苛立ちが頂点に達した。

「お前は俺を愛してるとか言うけど、それなら俺が何をしても愛してると言えるのか?」

「言えるよ。何をされても俺は流星を好きだから…。」

「こんな事をされてもかよ。」

流星は日菜太を押し倒すとシャツのボタンを引きちぎるようにして前をはだけた。

日菜太の白い肌があらわになる。

「流星やめろ‼。こんな事して何になるっ‼」

「何をしてもお前は俺を好きだと言っただろう。それを証明してくれよ。俺に見せろ。」

「…ぅっ…。」

流星は乱暴に日菜太にキスすると強引に舌を割り込ませる。

「いやだっ…。こん…なの…っ…んっ…。」

日菜太が抵抗しても力で押さえつける。

荒々しいキスは流星の負の感情の表れか…。

抵抗する日菜太の両腕を一つにまとめて頭の上で流星の片腕で縛りとめる。

逃げる日菜太の舌を追いかけ無理やり掴まえるように舌を絡めるとクチュっと水音がなった。

日菜太が息が出来ないほどに口の中を貪り食う。

「ぁ…っ…んんっ…りゅ…っ…せ…。」

それでも必死に距離を取ろうとする日菜太に壊してしまいたい衝動にかられる。

「お前は罠に掴まったウサギだ。俺から逃げられると思うな。暴れても無駄だ。」

口を離すとハァハァと息をする日菜太に言い放つ。

「これで…流星は俺に愛されてる事をわかってくれるのか?」

「お前…。まだそんな事を言ってるのか。」

再び日菜太の口を塞ぐと口の中を犯していく。

水音が部屋に響き、お互いの唾液が混ざり合って飲み込めない唾液が日菜太の口の端から溢れて来る。

「んっ…あ…。」

愛の営みをしているわけではない。

流星のSEXは自分本位のものだった。

今までも熱を放出させるようなもので、愛撫をするなどといった事はしたことがなかった。

女達は勝手に濡れていたからその必要もなかったし、そもそも女は身体が受け入れるように出来ているのだから多少乱暴にしても大丈夫だった。

流星は日菜太の両手を掴んでない手でズボンと下着をずりおろした。

「いやだっ…。」

日菜太の意志にはお構いなしに流星は日菜太の足の間に自分の身体をねじ込む。


「お前男同士のSEXがどこを使うか知ってるのか?」

流星には男同士のSEXの経験があった。

女の下心のあるSEXに嫌気がさしていた時に綺麗な男に誘われた。

男なら妊娠する事もないし、どうでもよかったからその誘いにのった。

その男はやり方を教えながら妖艶な色気を振りまき、流星を喰っていった。

自分で後孔を解し、流星にやり方を教えながら、後孔に流星を入れてガンガンと突き上げろ唇を舐め乍ら言う姿に、男でも女みたいに突かれるのが好きな奴もいるのだと知った。そして欲望のままに男同士のSEXも有り得るのだとわかった。勃ちさえすればいいのだ。

一夜限りの相手を求めていたのだと事が終わった後にタバコをふかしながら言った。

愛なんてなくてもいいのだと。

愛がなくても男なら出来るのだと。

ふとその男の寂しげな横顔を思い出した。

「そ、そんなの…知らない。」

「ここを使うんだよ。」

流星は日菜太のくぼみに指を入れる。

「痛いっ。痛いよ流星。」

「女みたいに濡れないからな。」

流星は指を抜くと日菜太の小ぶりのペニスに指を絡める。

「あいにくとここにはローションもオイルもないからな。」

そういうと扱き始める。

「え?何。ぅっ…。」

「気持ちよくしてやるよ。」

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