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土曜の雨のジンクス

土曜の雨のジンクス67

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すごく深く眠れた気がする。布団もふかふかで、自分のベッドじゃないのに自分のベッドより眠りやすかったかもしれない。

時々目が覚めたら、傍に鷹之がいて飲み物を飲ませてくれた。曖昧だけど多分そうだ。熱い顔に冷たい手が気持ちよかった。額に手を当てて熱を見てくれてたんだろうけどそれが気持ちよくて、目が覚める度に鷹之がいてくれて嬉しかったからすごく幸せで眠っていた気がする。

ハッキリと目が覚めた時にはすっかり日が昇っていて慌てて身体を起こそうとしてふらついて手をついた。どうもまだ熱が少し残ってるようだ。でも会社に行かなくちゃいけない。もうすでに遅刻だ。部屋の時計は9時をすでに回っている。

ゆっくりとベッドから立ち上がる。ゆっくりとなら大丈夫みたいだ。薬で熱を抑えれば何とかなるだろう。そう思って部屋から出ようとしてドアノブを持ったら開ける前に引っ張られてドアが開いてバランスを崩して鷹之の胸に倒れ込んでしまった。とっさに鷹之が支えるように抱きしめてくれてドキンと心臓が鳴った。離れなくちゃと思っても動けなくて…。身体がというよりも心が離れたくないと思って鷹之の腕の中にいた。

「動いたらダメだろう。まだ熱が下がりきってないんだぞ。昨日はロクに飯も食べてないんだ。体力が落ちてるってわかるだろう?」

「か、会社に…行かないと…。。」

「そんな身体で仕事なんて出来るわけないだろう‼周りの人に迷惑がかかる。風邪を移したらどうするんだ。」

「でも…電話…しないと。休むにしても無断欠勤になってしまう…から…。」

昨日鷹之に甘えてしまったせいで、うまく鷹之との距離が取れなくて顔も見れず、とぎれとぎれにしかしゃべれなくて嫌になる。

「心配しなくていい。鈴城さんに連絡して鈴城さんから明日叶の会社の人に言伝を頼んでもらった。わかったらベッドに戻れ。」

「…トイレに…行きたい。」

尿意を催すのは自然な事だと思うのにわざわざ言わなくちゃいけない事に恥かしさを覚える。今まで、もっと恥ずかしい事をしてきたのに、シラフという事は想像以上に恥かしいものだと知る。

「ああ。そうだな。すまん。」

昨日のように支えようとしてくれる鷹之に大丈夫だからと一人で行かせて欲しいと頼む。これ以上は恥ずかし過ぎる。今でも鷹之がオレを話してくれないから鷹之の腕の中で会話してるんだ。

「わかった。その間に朝飯を用意しておくよ。薬も飲まないとな。何かあったら呼んでくれ。」

やっと身体を離されてうんと頷くと鷹之が先に部屋を出て行く。

ほぉーっと息をついて抱きしめられた身体を自分で抱きしめた。

鷹之あったかい。

熱のある自分の方が体温は高いのだけど、心の中まで温めてくれたから…。


その後、ゆっくりと壁に伝いながらトイレに行く。

「鷹之、ちゃんと連絡までしてくれて…。本当にどこまで気の付く奴なんだろう。でも鈴城さん、鷹之からの電話にどう思っただろう。」

部屋に戻ると鷹之がベッドの横にサイドテーブルをおいて朝食を用意してくれていた。

「少しでも固形物を摂った方が良いと思って雑炊にした。御粥でもと思ったんだが、野菜とか入れてたら雑炊の方がいいかと思って。プリンもあるぞ。」

昨日美味しかったプリンだ。別にプリンが好きなわけじゃないのに顔が緩むのがわかる。本当に昨日のプリンは美味しかった。

ベッドに座ると食べやすいようにセッティングしてくれる。

「今日も食べさせてやりたいんだが、店の準備があるんだ。一人で食べれるか?」

少し寂しい気もしたけど、プリンを「あーん」よりも雑炊を「フーフーしてからあーん」の方が恥かしい事に気が付いてコクコクと頷く。

「何かあったら呼べって言っても起きてくるのもしんどいな。明日叶携帯貸せ。」

サイドボードにあるスマホを何も考えずに渡すと鷹之は自分のスマホを取り出して赤外線で自分の連絡先を入れる。

連絡先の交換をするのかと思ったら、鷹之のだけ入れられて返された。

「非通知でかけて来てもいいから。℡番号でても登録しないから安心してかけて来い。」

そう言うと鷹之は部屋を出て行った。

すごく悲しくて複雑な気分だけど今はそれを横に置く事にした。明日は会社に行きたい。そのためには体調を戻さないといけないと思ったからだ。

そして一人で鷹之の作ってくれた雑炊を汗をかきながら食べる。

小さく切った野菜がいろんな色をしていて、雑炊といっても御粥のように米が柔らかくて、ほんのりとだしの香りと醤油味の雑炊が身体に力をくれるようだ。優しくて力強い鷹之みたいな味だなと思う。

「何種類の野菜が入ってるんだろう。」

小さく刻まれているからわからないけどたくさん入っている事だけはわかる。料理なんて出来ないから野菜の種類なんてわからないけど…。

雑炊を食べ終わり、鷹之が置いてくれてたタオルで汗を拭くとプリンを食べる。

昨日と同じでトロトロと蕩けるプリンは口の中であっという間になくなり幸せな気分も運んでくれた。

全部食べ終わって両手を合わせて「ごちそうさまでした」と声に出す。

お盆に一緒に乗せてあった薬を白湯で飲み込む。相変わらず苦い薬だけど顔をしかめながら飲み込む。早く熱を下げないといけない。

コップ一杯に入れてあった白湯を全部飲んで苦味を逃がす。

食べたものを下げようかと思って鷹之は店の準備で忙しくしているのだろうと思ってやめた。余計な事をして鷹之の手を煩わせたくない。

何もしない方が鷹之の邪魔にはならないだろうと、そのままもう一度布団の中に入る。

スマホを手に取りアドレスを見ると確かに『菅沼 鷹之』と鷹之の連絡先が入っていた。

さっき横に置いていた事を思い出す。

どうして鷹之はオレの連絡先を聞こうとしないのか。非通知でかけて来てもいいとか番号は登録しないとか…。

それってやっぱりオレと繋がりを持っていたくないって事だよな。

鷹之の連絡先を教えてくれたのは仕方がないからだ。何かあった時に迷惑をかけられても困るからだ。


さっきまでの幸せな気分はもうとうになくなっていた。

そう鷹之が優しかったのはオレが熱を出してたからだ。

熱を出して普通の思考回路じゃなかったから勘違いしてた。

鷹之の恋人はオレじゃない。すみれさんだ。




゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚*。,。*゚


こんばんは☆読んで下さいまして愛がとうございます☆

さて、昨日はABCの城ホールのライヴに行っている私。この記事が更新出来てるか不安…。
予約投稿が無事に出来てる事を祈りつつ、ライヴから帰って来て見て見ようとは思っていますが、何分疲れ果てているか、首とかやらかしてるかもしれないので(今回も頸椎カラー持参です(笑))見れない可能性が…。予約投稿に●ついてるし、日付も大丈夫だからうん、大丈夫だろう…。
なので不備がございましたらごめんなさいm(._.*)mペコッ

私のお話にはよく病人をかいがいしくお世話するシーンが出てくるのですが、これって萌えヽ(❤´д`❤)ノポイントじゃないです?私にはそうなんです。もう無茶苦茶甘やかしてあげたい❤
Rシーンじゃないですけど、続いてしまうの許して下さいね。書いててヽ(❤´д`❤)ノてる私なのです。まあ今日はタンパクでしたけど(笑)

お話も進んで参りました。甘く切なく…ハピエンに向けて進みます。

最後まで読んで下さいましてありがとうございました。

†Rin†


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