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さよならが言えなくて。

さよならが言えなくて。21

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智也の所に泊まってもいいか敦兄に確認する。仕事中なのに申し訳ないと思いながらもメールを打った。メールを打つ時にすごくウキウキした気分になって、嬉しくて笑みがこぼれた。だって、人生初の友達の家に外泊だから。

普通の家なら外泊するのに家族に確認なんかしないのだろうけど、僕の家の場合、僕が夕食を作る事が殆どなので、事前に言っておかないと困るからだ。前もってわかってたら、温めるだけのものを作っておくのだけど…。

仕事中だし、返信は遅くなるだろうと思ったけど、すぐに帰って来た。


『良かったな。智也によろしく伝えてくれ。迷惑かけないように。有紀にもメール入れといてくれ』


敦兄らしいメールだ。有紀にもメールを入れ、智也にOKをもらったと、敦兄がよろしくと言ってたと伝える。有紀からも同じようなメールが届き、智也に見せると「愛されてるね」と言われた。

その後、近くのスーパーに行き、新しい下着と歯ブラシ、夕食の買い物をわいわいと話しながらする。リクエストは又、和食だった。

「だって樹ちゃんのご飯おいしいからさ。やっぱ和食でしょ。この間のは隆也も食べたみたいだから、隆也の食べた事のないメニューを食べて自慢してやる」

「自慢て…。智也、隆也に何張り合ってるのさ」

「何か、隆也に負けたくないって思うんだよね。隆也に巻けたって思わせたいっていうか…。」

ほんと、智也って子供っぽいところがある。少し呆れたような顔をしている僕を見て、ちぇっと拗ねた真似をするので笑えた。

「智也に美味しいって言ってもらえるように頑張るよ」

「手伝うからね。一緒に作ろう」

智也の家に帰ってから二人で夕食を作る。

自分でも作る事があると言っていただけに智也のキッチンには鍋も包丁も、調味料もちゃんと揃っていた。智也の手つきも安心して見ていられる。

今日のメニューは鰆の西京焼きに出し玉子、焼きナスとほうれん草と薄揚げのお浸しに、大根と人参の味噌汁だ。簡単に作れるけどガッツリ和食メニュー。これなら僕じゃなくても智也が作れるだろうと思うのだけど、一緒に作るのが楽しいんだと言われた。その代り味噌汁のだしは昆布と鰹節でちゃんととった。まあ智也の家にあったから使っただけなんだけど。何でも、実家から送って来たとか。

「しかし何で俺の所に送って来たのかわからないんだよね。息子がそんなにちゃんと作れるとおもってんのかねえ。あいにくだけど、だしの取り方なんてわかんなくてほっておいたんだ。でも今日、使ってもらえたって事はあって良かったって事だよね。親に感謝だな」


一人でもだしが取れるように智也に説明しながら出しを取る。少し多めに作って余った分は冷蔵庫に保存する。2,3日なら使えるからと言うと、何か作ってみようと言っていたので、簡単に作れるメニューを教えた。レシピはサイトをみたら載ってるから、それ見て作れたら作ってみるとメニューをメモに取ってくれた。

ほどなく夕食を作りおえ、少し早いけど食べようかと二人で向いあって食事する。二人だけの食事に少し照れながら、楽しく会話が弾み、いつもよりもたくさん食べた。

その後、TV を見ながら、この芸人が好きだとか、このドラマは欠かさず見てるだとか他愛のない話を二人でするのも新鮮だった。

僕があくびをしたのを見て、お風呂に入る事を進められ、先にお風呂に入らせてもらう。

広めのお風呂は足が伸ばせて気持ちいい。ゆっくりとお風呂に浸かってから上がる。寝る時の服を借りるのを忘れてたなと頭をタオルで拭きながら思い出す。まあ男同士だし、下着だけでもいいかと下着だけつけ、バスタオルは洗濯機の中に入れてリビングに戻った。

「お風呂お先にありがとう」

「…っ。て、何で下着だけ?」

「ああ、ごめん。借りて行くの忘れたから」

「そうだった。ごめんね」

そう言うとクローゼットからスエットとTシャツを出してくれる。少しというかかなり大きくて、スエットは腰がずってきてしまう。Tシャツも大きくて裾が膝まであったので、スエットは着ずにTシャツだけにした。

「ごめん。せっかく出してくれたけど、大きすぎるみたい」

貸してくれたスエットを返しながら言うと、智也が頭を抱えるようにため息をついた。

「樹ちゃんはわかってないかもしれないけど、俺以外にはたやすくそんな恰好したらダメだよ。それって彼シャツと同じだからさ。破壊力半端ないよ」

彼シャツ?破壊力?意味がわからずに首を傾げる。

「つまり樹ちゃんは男だけど、そういう人たちがそんな樹ちゃんを見たら襲って来るってこと」

襲って来る?そう言う人?そう言われて、男でも女の人みたいに襲われるって言われてるんだとわかって顔が赤くなる。恥かしくてじゃなくて怒ってだ。

「酷い事言うね。僕はそんな対象にならないと思うよ。そんな風に僕の事を見る人なんていないって」

「怒らないで。そう言う事もあり得るって言ってるんだ。樹ちゃんは自覚ないだろうけど、今の樹ちゃんの格好はそそられるんだよね。白くて細い足がおいしそうなんだもの。おまけに風呂上りで頬は蒸気しているし、いい香りがする。おまけに髪の毛からしずくが垂れてさ、そう言う姿ってさあどうぞ食べて下さいって言ってるようなもんなんだよ。覚えておいて。これは樹ちゃんを守るためでもあるんだからね」

冗談じゃなく、真剣な顔してそう言われたら、怒ってるわけにもいかなくて、本気で僕を心配してくれているってわかるから頷くしかない。

「わかった。そんな事はないと思うけど気を付けるようにする」

「わかってくれればいいんだ。今日はその格好でもいいよ。俺だしね。じゃ俺も風呂入って来るね」


智也が風呂に入ってからしげしげと自分の格好を見る。

智也が言うような心配があるのか疑問だ。そりゃこんな格好した事ないけど、人に魅力的に見える事なんてあるのかな?隆也ならなんて言うだろう。足見せんなとかだろうな。


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