貴方の腕の中で

貴方の腕の中で4

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夢の中で、大好きだった従兄弟の裕之兄ちゃんが頬をなでてくれた。


ボクの初恋の相手。今はイギリスに海外赴任中。


そう、ボクは男の人しか好きになれない。


小さい頃、TVでヒーローを見るたび好きになった。


でも、それは周りの友ダチの好きとは違うことに疑問を持った。


周りの友ダチはあんなヒーローになりたいと言う。


ボクはあんなヒーローのお嫁さんになりたいと思った。


周りの女の子の気持ちの方が理解できた。


淡い思いだけしかなかったから、あんまり気にしてなかったけど、中学になって従兄弟の裕之兄ちゃんが隣に引っ越してきて、初めて裕之兄ちゃんを見た時、心臓がバクバクして、一気に体温が上昇して息が出来なくなるかと思った。


その時、ボクは気がついたんだ。



ボクの恋愛対象は男の人なんだって・・・。


女の子はかわいいと思うけれど、触りたいとか付き合いたいと思わなかったことが納得できた。




裕之兄ちゃんは3つ上で、ボクのコトを弟のようにかわいがってくれた。


ボクは何かにつけ、裕之兄ちゃんと一緒にいたくて追い掛け回していた。


裕之兄ちゃんはそんなボクを煩わしいと言わず、いつもボクのことを一番に優先してくれたから、ボクはますます裕之兄ちゃんのことが好きになっていったんだ。


落ちこんでも、そのたびに裕之兄ちゃんに話を聞いてもらって「大丈夫だよ。蓮」って大きな手で頭をなでられると元気がでた。安心できたんだ。


裕之兄ちゃんにしてみれば、『兄』『弟』でしかなかったのだけれど・・・。



裕之兄ちゃんとずっといられると思ってた。



もっと裕之兄ちゃんの体温をそばで感じたい、抱き締められたい。


ボクは欲張りになっていった。


裕之兄ちゃんの1番になりたかった。


裕之兄ちゃんの誕生日の日、ボクはこの気持ちを伝えようと思った。


裕之兄ちゃんは受け入れてくれる、「オレも蓮が好きだよ」って言ってくれると思っていた。


それほどに裕之兄ちゃんとボクの時間は裕之兄ちゃんにとっても、甘いものなのだと思いこんでいた。









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